再登校事例

社交不安障害による不登校 男子高校生GM君 Vol.1

まさか自分の息子が不登校になるなんて

息子は高校3年の10月から不登校になりました。
 
まさか自分の息子がイジメで不登校になるなどとは夢にも思わず、ましてや高3であと数カ月の学校生活だったのに…。と思うと当初は大変悔しい思いをしましたし、相手の子供や親そして学校を恨みました。
 
しかし新井先生のカウンセリングを受けて、イジメだけが原因でなく、私たち両親にも原因があったとわかり、私自身子供への接し方や育て方を反省しました。
 
・・・
GMが、体の調子が悪い(下痢、腹痛など)と言って休むことが多くなったのは、高3の夏休みも終り頃の補習の時からでした。
 
続けて5日間休み、その間には実力テストもありました。
 
それ以前にも4月の新学期の実力テストの日に休んでおり、その時に胃腸科の個人病院を受診しました。
 
たまたまその先生が心療内科も診ており、軽いうつ病と診断され、“受験のストレスによるものだから受験が終わるまで薬を服用するよう”指示され、服用していました。
 
そのような状況だったので8月の休みも受験のストレスによるものだと思い、また病院にこの事を相談し、さらに薬が増えてしまいました。
 
この時は薬の恐ろしさも知らずに安易に医師を信頼してしまい、結局は後で後悔する事になりましたが…。
 
その後も下痢や腹痛などの症状で9月にも2日休み、10月の定期テスト時にも休むなどぽつぽつと登校出来ない日が続きました。
 
そのたびに病院を受診するのですが、全く良くなりませんでした。

解説

始まりは、医師の診断ミスから。恐ろしいですね。

ですが、とてもよくあります。
精神的な問題に関しては、医師の診断や問診能力は、とても疑問符がつきます。

まあ、受験のストレスは確かにあったので、完全にミスとも言えないのですが。

GM君はこれから徐々に、不登校の泥沼に落ちていきます。